2025/12/20

Think Big (6)

どかーんと沸き起こった新たな直観の組み合わせを、知識といい命題という。
あらかじめ知識と命題ばかり頭に詰め込んでも、新たな直観が湧き出でてくるとは限らない。
むしろ凡庸になる一方なのでは。

17歳~30歳くらいまでの突飛な直観こそが人生ピークのものじゃないかな。
な~んとなくそんな気がする。
そんな若年層の皆さんにこそ、既得の枠をぶち破るでっかい思考ヒントを呈してみたい。
だから前回まで同様、思いつくままにメモ記す。


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・人間は宇宙旅行にてさまざま電磁場や放射線や超重力などに耐えきれそうにないと。
そこで人間の代わりに、遠隔操作アバター/ロボットを…

て地球から発せられたアバター/ロボットが、遥か宇宙を航行し続け、いつか地球に戻ってきたとき、そいつらは超AIに進化しているのか大怪獣に化けているのか。
一方で地球人類側はどうなっているのかな。


電荷、電場、静電気、電流、電力…。
磁荷、磁場、磁気、磁力…。
これらは「自然現象」か、「人為(工業)」か
これらの全貌相関と'量スケール’をざっと確認したい。
そののちに各事項ごとの仔細分析と検算へ。

ところが学校理科では個々を微積分で’数化’してから徐々に組み上げて全体像を誘うので、利発な子ほど憤激してしまうんだ。

※同じことは英文法の教育似ても言えよう
まず断片をちょっとずつ明かし、これら中高の英語授業で徐々に徐々にと繋ぎ合わせてゆき、高3になってから初めて全貌の系を明らかにしてやがる。


・静電気も電磁誘導も直流電流も「自然界」にある。
では交流発電は「自然」か「人為」か。
電池はどちらか、コンデンサーはどちらか。
半導体の素材は「自然物」だが、半導体チップはどうか。
真空は…核融合発電は…超電導は…レーザーは…

高校生たちが理科において好奇心をそそられる初めの一歩は「自然」と「人為」じゃないかな。
こういうところ教師たちも丁寧に説いて欲しい。


・大学入試の物理で数年前から拘っていること。
直流→交流のインバータやパワエレ技術について出題されているのかな。
たとえ高校レベルでも、これらは電磁気分野の集大成ではあり、しかも工業技術のひとつの典型でもあるでしょう。
脱炭素ばかりギャァギャァ指摘していても理科教師とはいえまいよ。


・もっと学際的に、理系/文系にわたって物事の捉え方を考えてみよう。
「量か数か」、「有限か無限か」、「自然か人為か」。
つまり2=8通りがありうる。
万物を「数」であり「有限」であり「人為」であると捉えれば、財務官僚にもカネ貸しにも代議士にもなれる。学校秀才もだ。
しかし日本型文明は自然科学の本性があり、「量」と「自然」に則ったリアリズムを貴んできた。だからシナ文明やユダヤ文明とは相性が悪い。

最大の問題は数学をどう捉えるかでしょうね。
数学は「数」換算での学問であり、「無限」も前提とはしているが、でも「自然と「人為」の双方を見事に折衷している。だから’意外と’日本人には相性がいいのかもしれない。


・高齢化とAIにて、人間世界のさまざまな「情報」量が増え、「情報秩序化」が進んでゆくと。
ところがエントロピー論によれば、「或る系の物質の秩序化」とともに「別の物質系の無秩序化」もまた進むと。
ならば、高齢化とAIにて「情報の秩序化」が進むとともに何らかの「物質系の無秩序化」も進む?
逆に、情報が無秩序に霧消すると、さまざま物質系や人間が位置エネルギーまんまんの若々しさでリスタートするのだろうか。


・我々地球人類が宇宙人と初めて出会ったとして、数学や物理学や化学などは一応は理解しあえるかもしれぬが、生物学はどうなのかな
というよりもだぜ、地球なりの貨幣だの金利だの法律だの多数決だのが先方に理解されうるだろうか。理解されぬとしたら、先方には文明が有るといえるのだろうか。


人間による「仕事」は;
① 物質の交換
② 新規製品の考案と試作
③ 製品の複製と移送
④ 権利化~産業化
⑤ カネ回し/カネつまみ
ところが女性は生活これ全て「仕事」なので上記の区別がほとんど無い。だから世界の人種民族や産業や法律は均一化されるという。
言われてみればそうかなという気もしてくる不思議。


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・宇宙のほぼ万物は核子/電子の粒子数が確定されているようだ。
しかしこれらには統一の「価値基準」が無い。
だから「価値基準」の物理はありえない。
ところが、通貨には絶対神のごとき「価値基準」が有るようだ。税にも法律にも戦争にも「価値基準」が有るらしい。フェイクマネーにもか。
(ここ数年、何事につけてもこればっかし考えているような気がする。)


・通貨は人間同士における’信用の量’だという。
ならば、税は人間と国家にわたる’信用量’か。
しかも’信用’は'絶対値'ゆえ、電荷や磁荷のような'+/-'符号は無用ってわけか。
じゃあどうして損益計算(P/L)を書かせるのか?
どうして法人税増税によって企業が国を離れてゆくのかね。
もう訳が分からなくなるばかりだ。


・エネルギー源/食料/財貨が有り余っている局面では、それら供給の「経路選択」を競い合っていい。その媒体を通貨という。
だが、エネルギー源/食料/財貨が不足の危機にある現局面では、供給の「経路最短化」が問われる。
通貨のインセンテイヴを競い合ってる場合じゃないよ。
自民党なら分かるでしょう。


・今の20代は、カネ換算では大して貧困化はしていないんです。
ただ、学生時代には新規の創造開発や市場拡大に憧れていたのに、じっさい就職してみれば年輩者&外国勢力のカネ摘まみに付き合わされ、卑怯なバカになっていく ─ これを恐れている。

時代の循環ですね。カスみたいな仕事は辞めりゃいいのよ。むしろ明日の未来のためにとっとと辞めて欲しい。


・日本は高齢化と少子化が続いていると。
就労者人口も総じて減っていると。
しかもICT化が進行中だ。
さらに外国人労働者も増やしてやがんの。
これでどうして日本人の20代が多忙になってゆくのか、一貫した説明が無い。
あるいは通貨安が要因か。
逆に通貨高に導けば20代が救われるわけか。アメリカも喜ぶぞ。
(そうなるように誰かが誘導しているのかな。)


・若年層は売買取引や生産に積極的なので、通貨はあくまでも媒体。ゆえに通貨価値の高さ(物価安)を好む。
ところが高齢者たちは通貨自体のダブつきを好むので、通貨価値が低い方が望ましい(だから物価高になる)。
こうして年齢層ごと利害を分けてみれば、高齢化と通貨安が同時に進む理由も分かる(間違っているかもしれないけど。)

金利ばかり見ていても人間の本性は分からないのよ。


・俗に、「光陰矢の如し」という。
だから若いうちに知識命題をどんどん詰め込んでおけと。
しかしだね、たとえ「光陰」は宇宙最速の電磁波であり電磁場であるとしても、ここを貫く「矢」の方はさまざまな抵抗物にぶつかり続けてどんどん失速するはずだ。
この「矢」のごとく「光陰」が在るわけだから、どっちも失速するってことだ。
だから、時間経過とともに我々もまたゆっくりゆっくりになっていくんだよ。
ガツガツするこたぁねえんだ。

え? なんだって?
わけが分からないって?
分からなくていいんだよ、理屈なんかねぇんだ。


・俗に、「石の上にも三年」という。
なるほど、就労人口において若年者がわんさか多かった時代には、新入りの若者にはなかなかチャンスが巡ってこず、不遇にも耐えなければならなかったろう。
しかしだね、現代は就労人口の高齢化が進み、しかもICT化が進んでいるので、新入りの若者はソファの上で三か月くらいゴロゴロしていてもチャンスが巡ってくるはずだ。
そうならぬとすれば、何もしないジジイどもがカネばっかしダブつかせて通貨安(物価高)を誘導しているためで


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このへんにしておこう。
続きはまたその気になったら。