2013/06/18
デブが経済を動かす
先の投稿とは何らつながりのない、ひらめきに過ぎない。
しかし、もしかしたらと考え、ちらっと記しておく。
デブ、つまり太った男女のことだ。
僕もあまり他人のことは揶揄出来ず、けしてスマート体型とはいえないが、しかし俗に言うデブではないと自覚している。
その、デブについてだが、こういう人たちが増えると、経済にとっては良いことばかりじゃないのかな?
まず、デブの生命活動は常人と比べてずっと多くのエネルギーを必要とする。
だから外部から取り込むエネルギーも多くなるわけで、そこだけとれば無駄じゃないかとも考えられるが、しかしそのデブどもを活かすために実に多くの食糧や電力が必要となるとも言えよう。
デブとは、いわば「歩く需要」なのである。
いや、ろくすっぽ歩きもしないからデブになるのであって、やたらタクシーに乗ったりエレベータに乗ったり、喫茶店に入ったりして、フィーー、暑い暑い、空調温度おかしいんじゃないか、などとこぼしている。
そしてアイスコーヒーを飲んでハンバーグだのをバカ喰いしている。
さらに、ろくでもないテレビ番組を半口を空けたままポケーーっと眺めている。
つまり、デブこそが電気もガソリンも水も肉類も、ガブガブと消費してくれるのであろう。
ついでに、適当に病気になってくれるから、医療機関としてもまこと有難い存在であろう。
では供給面ではどうか。
デブは、ほとんど何もしない。
もともと何も真面目に取り組まないからデブになるのであって、だからデブをたくさん抱えた何とか会館とか何とかシステムとかいう企業はだいたい何にもしていない。
そいつらのおかげで、適当に生産力が不足気味になる。
だから、新たな仕事を生む。
さらに、デブは電話の受け応えの要領は悪いし、メモは下手だし、説明はもっと支離滅裂、だから周囲のみなの頭が大いに活性化される。
そんなデブが冷や汗をかきながら様々な建造物の中を走り回るから、建造物が強固にならざるをえない。
そのうち、癇癪をおこしてうっかり携帯電話を落としたりする。
さらに車を運転しても、そこら中にガリガリと傷をつけたりする。
こういうのが、また新たな仕事を生む。
デブがもたらす「供給波及効果」は、計り知れない。
そもそもデブについて、需要と供給を切り分けて語ること自体が難しい。
何をやっても新たな需要を生み、新たな供給源でもあるのだから、デブという存在は常に経済成長そのものであるといえよう。
だから ─ 経済を活性化するなんて簡単なこと。
みんながデブになればいい。
素晴らしい経済成長が、再び実現出来る。
そんな経済が知的で高品質なものかどうかは知ったことではない、が、しかし軒並み先進国にデブが多いことと、けして無関係ではないだろう。
以上